こんにちは。マサツムです。
DTMの中でとてもよく使うコンプやマキシマイザーのプラグインには、分かりやすくゲインリダクションがついているものがほとんどです。
しかし、そのメーターの役割をちゃんと分かっているかいないかでは、調整のやりやすさが変わってくるので、知っていないともったいないです。
今回は、「ゲインリダクション」を、わかりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「ゲインリダクション」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
ゲインリダクションとは?
ゲインリダクション(Gain Reduction)とは、主にダイナミクス系のエフェクターの効果のかかり具合のことをいいます。
主に「コンプレッサー」「マキシマイザー」「ディエッサー」に関わってきます。
「リダクション」の意味が「縮小」「削減」という意味の通り、エフェクトによってどれだけ音圧を押さえたかという動きをします。
エフェクトのかかり具合を目で見てチェックできるので、とても分かりやすいです。
ゲインリダクションの活用方法
ゲインリダクションのスイッチは「GR」と表記され、入力の音圧「IN」と出力の音圧「OUT」のスイッチを切り替えて、メーターをチェックできるものが多いです。
基本的にゲインリダクションの反応を見ながらかかり具合を設定して、入力と出力の音圧をだいたい揃えるというのが、ダイナミクス系のかけ方です。
もちろん極端にかけて効果を作る場合もあります。
「-6dB」が約半分の音圧になるので、それを基準にメーターを見ると音圧がどのように押さえられているかが判断できます。
楽器や音色によって異なってきますが、コンプなどナチュラルにかけたいなら、ゲインリダクションをだいたい「-2dB 〜 -4dB」くらいにして「-6dB」は越えないようにしています。
マスターでマキシマイザーを使用する場合は特にゲインリダクションは、どこで音を潰しているか把握でき、最終の音質を良くする手助けになります。
ゲインリダクションメーターの種類
針式
針がワイパーのように動くメーター。(VUメーター)
人間の耳に近い動きをするので、VUメーターには針式がよく使われます。
ハードウェアのコンプは針式が多く、プラグインソフトでも針式を再現しているものが多いです。
デジタルメーター
プラグインソフトでよく使われるメーター。
反応がよくピークも教えてくれるので、より正確で安心感があります。
LEDメーター
ハードウェアにこのタイプもよくあります。
ギターなどのコンパクトエフェクターには、ゲインリダクションのメーターはほとんど付いていませんが、LEDメーターでチェックできるものもあります。
ま と め
DTMを始めたばかりの人は、いろんなメーターに混乱してしまうと思います。
ゲインリダクションはとても便利なメーターなので、まずは意識して使っていくと良いと思います!
今回は「ゲインリダクション」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム