こんにちは。マサツムです。
音楽をやっていない人でも、歌をうまくなりたい人は世の中にたくさんいます。
歌が上手になりたいという人は、だいたい音程を上手く合わせようとトレーニングします。
ズバリ、歌で大切なのは「リズム」です。
歌は音程を外すより、リズムがずれている方がカッコ悪いです。
リズム感の良い人はトレーニングなしでも、いきなりバッチリのリズムで歌うことができます。
しかし、リズム感はひとつずつやり方を覚えていけば必ず改善できます。
今回も僕なりの原因と改善策を紹介していきます!
歌が上手くなるシリーズの記事はこちら!
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リズムの取り方
リズム感はもともと良い人と悪い人で、かなり差が出てしまいます。
しかし、リズム感の良い人のリズムの取り方を細かく分析してトレーニングすれば、リズム感は良くなっていきます。
リズムを体に染み込ませなければいけないので、スポーツのように習得するまでには時間がかかると思います。
最初は頭で考えて、自然にリズムが取れるようになると、歌の表現力にもつながっていきます。
① まずは小節の頭を意識する
リズムがずれている人は、だいたいメロディや歌詞を追っかけて、「次のメロディ」「次の歌詞」ばかりが頭にあって、リズムのことはそんなに気にしていません。
メロディと歌詞を考えて聴き手に伝えることは良いことですが、目的地と道順は決まっているのに信号無視をしながら向かうようなものです。
歌いながら裏のリズムを感じれるようになるのが、「良いリズム感」という目標を頭に置いておいてください。
そのためには表のリズムをハッキリ理解しなければいけません。
特に小節の頭は大事なのでまずはそこを絶対に外さない歌い方をします。
有名な曲のサビ4小節をお借りして説明すると‥
あの日のかなしみさえ あの日のくるしみさえ
そのすべてをあいしてた あなたとともに
「Lemon」by 米津玄師
上記の歌では、この赤い4文字は絶対にずらさないように歌うということです。
② 大げさに4分音符でリズムを取りながら歌う
小節頭を意識できるようになったら、今度は大げさに4分音符のタイミングで体を揺らしながら歌ってみます。
音程など気にしないで、言葉と4分音符がどうつながっているのかを意識します。
あの日のかなしみさえ あの日のくるしみさえ
そのすべてをあいしてた あなたとともに
小節の頭は絶対に外さない。
そして、4分音符は体で感じる。
これを意識しながら歌のリズムトレーニングをしていきます。
③ 裏拍を体でマスターする
表拍を理解できるようになってから、裏拍を意識していきます。
裏拍とは、表と表の間に入るタイミングの拍なので、「1」「2」「3」「4」と4分音符で数えてリズムをとると‥
「1」と「2」と「3」と「4」と ・・・
この水色の「と」が裏拍になります。
裏拍は体で自然に取れるようになるのがベストですが、最初は大げさに裏でリズムをとって練習しても良いです。
あの日のかな(あ)しみ(い)さえ(え) あの日のくる(う)しみ(い)さえ(え)
そのすべてを(お)あい(い)してた(あ) あな(あ)たと(お)とも(お)に(い)
水色の文字が裏拍です。
言葉が乗っていないカッコの文字もありますが、この歌っていない「裏」を気持ちよく取れる人がリズム感の良い人です。
「母音」でグッとタイミングをとるという感覚です。
④ ブレス(息継ぎ)もリズムに乗せる
体でリズムが取れるようになったら、自然とブレスもリズムに乗りますが、以外とブレスのタイミングが良くなくて全体のリズムが崩れる人がいます。
ちゃんと歌の完成度を上げようと思ったら、事前にブレスの位置を決めてチェックを入れる必要があります。
⑤ スローな曲もリズムを意識
練習したい曲がスローなバラードであっても、歌のリズムは大きく動いています。
ぐるぐる大きな円で回るようなイメージで、大きくリズムをとって「表」も「裏」も感じながら歌えると良いです。
ま と め
いかがでしたでしょうか?
歌は「音程」と「リズム」に関しては、自分の好きな一曲だけに絞って、とことんその歌を練習することがレベルアップの近道です。
いろんな音楽を吸収するのは大事なことですが、まずは一曲で音程とリズムをしっかり理解できて歌えるようになってから、いろんな曲のトレーニングをした方が良いです。
そうしないと不安なままではいろんなことが吸収できません。
自信を持つためにも、まずは「完璧な一曲を」です!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム