こんにちは。マサツムです。
今回はパラメトリック・イコライザー、Plugin Allianceの『Maag Audio EQ4』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
『Maag Audio EQ4』まずはひとこと。
扱いやすさ、音の変化が最高のパライコ!
『Maag Audio EQ4』の 特徴
- 6バンド仕様のパラメトリック・イコライザー。
- AIR BAND以外の周波数は固定。
- 40kHzの超高域をブーストすることが可能。
- 個性的なカラーが特徴。
Plugin Alliance『Maag Audio EQ4』
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『Maag Audio EQ4』を使ってみた感想
今回紹介するのは、Plugin Allianceの『Maag Audio EQ4』というパラメトリック・イコライザー・プラグインです。
「Maag Audio EQ4」のエミュレート・プラグインで、有名なものは、Universal Audioの「Maag Audio EQ4」がありますが、Plugin Allianceもかなり評判が良いので、今回購入して記事にしてみました。
EQはDTMの中では最重要なプラグインですが、ソフトによって使い方が違ってきます。
その中でパラメトリック・イコライザー(以下、パライコ)は縛(しば)りが多く、調整が分かりにくいと思う人もいるかもしれませんが、それぞれ音楽的に理にかなっていて、直感で音作りができるというメリットがあります。
パライコは縛りが多いと書きましたが、この「maag EQ4」はさらに縛られています。
右にあるAIR BAND以外の、周波数とQ幅が固定になっていて、決められたポイントでのブーストあるいはカットの調整になります。
しかし、それぞれの帯域やQ幅が音楽的に絶妙な良いポイントを押えているので、細かいことは考えずに「低い音」「中くらいの音」「高い音」を上げる下げるといった、直感での音作りができます。
「AIR BAND」の特性
唯一周波数を設定できる「AIR BAND」のパラメーターが、この「maag EQ4」の特徴といえます。
あまりEQでは見られない「40kHz」まで合わせてブーストすることができます。
一般の人の耳で聴き取れることができる周波数は「約20Hz〜20kHz(20000Hz)」です。
40kHzとなると意味がないんじゃないかと思いますが、しっかり効果を確認できます。
といっても、1kHz辺りからじんわり上がっているような聴こえ方でしたが、超高域の空気感がナチュラルに持ち上がるといった感じです。
「SUB」の特性
そしてもうひとつの特徴は、一番左の黒いツマミ「SUB」がという項目で、こちらは10Hz以下をシェルピングで調整できます。
こちらも高域同様に40Hz辺りからじんわり効いてくるような聴こえ方で、超低域の存在感がナチュラルに持ち上がる、あるいはスマートになるといった感じで調整できます。
ポイントを押さえた各帯域の周波数
上記以外残りの4つは、低域(40Hz)/中低域(160Hz)/中高域(650Hz)/高域(2.5kHz)に分かれていますが、Q幅もなめらかで、とても自然に変化してくれます。
気をつけなければいけないところは、「0」を軸に+5と-5のメモリになっていますが、こちらはdBの単位ではありません。
単なる目安になるメモリになっていて、しかもプラス方向には大きく変化しますが、マイナス方向には変化が少ないという設定になっています。
各周波数の色付けは大きくできますが、カットの方は気持ち抑えるといった感じで、音を極端に破損させないようになっています。
それぞれをブーストさせて全体的に音圧が上がってしまった場合は、一番右にある小さな「LEVEL TRIM」のツマミで抑えることができます。
有効的な使い方
「Maag Audio EQ4」は特にボーカルと相性が良く、歌の良さを引き出すのにとても評価されています。
650Hzと2.5kHzをブーストさせるとで声のキャラクターが出てきます。
そして、AIR BANDで空気感を加えれば、オケの中でも埋れにくいボーカルが作りやすいです。
もちろんこの要領でギターやピアノにも良い効果を加えることができます。
ほかの方のレビューを見てみると、たくさんの方が上記のような上モノに使えると書かれていましたが、僕はベースの調整にもかなり使っています。
SUBの調整で低音の存在感、そして40Hzでベースの存在感をすごく滑らかにコントロールしやすいので、オケに合うベースが作りやすく重宝しています。
キックにも同様に調整しやすく、ドラムバスにもかなり良い仕事をします。
ドンシャリのドラムサウンドもすごく気持ち良く作れます。
ということで「Maag Audio EQ4」は、いろんな楽器に有効的な便利なEQといえます。
ココが好き!
音が破綻しない!
シンプルで扱いやすい!
「SUB」「AIR BAND」が秀逸!
気になった点…
GUIがもう少し拡大できれば嬉しいです…。
こんな方にオススメ!
- DTMでミックスまでする人
- ボーカルに良いEQが欲しい人
- ベースの音作りに悩んでしまう人
『Maag Audio EQ4』の まとめ
まとめとしては
といったところでしょうか?
どうしてもデジタルEQで微調整しようと思うと、分かりやすいのですが、つい細かく設定してしまい収拾(しゅうしゅう)がつかなくなることもあります。
それに比べて「maag EQ4」は余計なことをしなくてすむので、今では必ず音作りに使ってしまうほどのツールになりました。
いろんな楽器に使えて、色でツマミも分かりやすいし、これは実機が欲しくなってしまいました。
今回は、「Maag Audio EQ4」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム
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