こんにちは。マサツムです。
今回はプリアンプ・イコライザー、Overloudの『GEM EQ84』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
『GEM EQ84』まずはひとこと。
暖かなサウンドにしてくれるEQ!
『GEM EQ84』の 特徴
- Overloudの人気のGEMシリーズのビンテージEQ。
- 人気のプリアンンプ、NEVE1084をエミュレートしたプラグイン。
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使ってみた感想
今回紹介するのは、Overloudの『GEM EQ84』というプラグインです。
大定番のプリアンプ・EQ「NEVE1084」のモデリングで、暖かな質感を作れるプリアンプ系のプラグインはいろんな楽器に使えるのでとても重宝します。
使った印象ですが、独特な倍音に包まれてすごくまろやかな質感になり、強い効果を加えても気持ちの良いブーストになってくれます。
悪く言えば抜けが悪くなるという感じもありますが、そこは使い方で楽曲の中に混ざっても音抜けがほしい場合はほかのプリアンプで味付けして、気持ちよく楽曲に馴染ませたいときはこの『GEM EQ84』をといった使い分けをしています。
個人的にはベース・ギターに使用頻度が高く、ベースはしっとりどっしり音作りを、ギターは耳に痛くないような調整にという使い方をしています。
ギターの歪み方も楽曲によってはかなりマッチします。
『GEM EQ84』 使い方
NEVE1084の実機と比べて少しパラメーターが異なります。
注意しなければいけないのが、ツマミが右からローで一番左がハイになっています。
一般的なパラメトリックイコライザーとは逆の使用になっています。
❶ 「INPUT」・・・「MIC」と「LINE」の選択をして入力音量を調整します。上げていくとプリアンプの質感が増し、サチュレーションが加わります。
❷ 「GAIN」・・・❺で設定した周波数のブースト・カットを調整します。❸ 「CUE」・・・❺で設定した周波数をミュートします。❷の調整は無効になります。
❹ 「ON」・・・ここをONにすると、そのバンドが有効になります。
❺ 「Frequency」・・・調整したい周波数を設定します。
❻ 「Hi Q」・・・ONにすると、Qの幅が狭くなります。
❼ 「HPF」・・・ハイパス(ローカット)の周波数を設定します。
❽ 「LPF」・・・ローパス(ハイカット)の周波数を設定します。
❾ 「BY」・・・ハイパス・ローパスのバイパス・スイッチ(オン・オフ)です。
❿ 「PHASE」・・・位相を反転させます。
⓫ 「EQL」・・・オフにするとEQの効果はなくなり、プリアンプの効果のみになります。
⓬ 「OUTPUT」・・・最終的な出力量を設定します。
ココが好き!
操作もなめらか!
音質はまろやかで特徴的!
CPU負荷が軽い!
気になった点…
ローとハイが逆なのが、いつまでたっても慣れない…。
「MIC」と「LINE」の切り替えで音量差にビックリする…。
こんな方にオススメ!
- プリアンプ系のプラグインをたくさんほしい人
- NEVEが好きな人
『GEM EQ84』の まとめ
まとめとしては
といったところでしょうか?
プリアンプといえば1073系のものを使うことが多いですが、ギラギラしてしまうところもあるので、「楽曲に馴染ませたい、でも音の存在感はしっかりさせたい」という時はこのプラグインを使っています。
今回は、Overloudの「GEM EQ84」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
マサツム
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