こんにちは。マサツムです。
今回はリバーブプラグイン OVERLOUDの『Breverb 2』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
まずはひとこと。
リバーブなのにガンガン挿せる!
特 徴
- 伝説のリバーブLEXICON 480Lを再現
- 豊富な使えるプリセット
- リバーブなのにCPUの負荷がとても軽い
使ってみた感想
DTMを続けていて、まず欲しくなるプラグインのひとつがリバーブだと思います。
そしてこの「BREVERB2」は、まだ付属のリバーブしか持っていないという方にもオススメです!
使ったイメージとしては高音がすごく透明感があって伸びがあり、ボーカルの高音が綺麗に乗るという感じがしました。
僕が感動したのは、なんといっても軽さです。
試しにセンドリターンを使わずに各トラックにかけて使用してみましたが、全く重さを感じませんでした。
タイプとしてはレコーディングスタジオで良く見かけるリバーブ「LEXICON 480L」の再現をしているというこのリバーブ。
見た目は少し違いますが、フェーダーを上げ下げするタイプが好きな人にはバッチリです。
DRYとWETのPANをそれぞれ調整できるのは面白いです。
豊富なプリセット
BREVERB2は、結構細かいところまでパラメーターを設定できるのですが、まずはプリセットで微調整という使い方で十分いろんな楽器に使えます。
プリセットの選び方もわかりやすいです。
「BANKS」の中からタイプを選んで、その中から約30個ずつプリセットが入っています。
そして、その選んだリバーブの中で重要なパラメーターを、下の6本のフェーダーに自動で選んでくれます。
中央上のアルゴリズムの選択によってパラメーターが変わってきます。
アルゴリズムは以下から選ぶことができます。
「HALL」「PLATE」「ROOM」を選択すると、以下の6項目が下のフェーダーに選出されます。
- Wet Level(リバーブ成分の調整)
- Time(残響時間)
- Shape(繊細さ)
- Predelay(反射音までの時間)
- High(高域)
- Damping(減衰・深さの調整)
「INVERSE」を選択すると、以下の5項目が下のフェーダーに選出されます。
- Wet Level(リバーブ成分の調整)
- Time(残響時間)
- Predelay(反射音までの時間)
- High(高域)
- Low(低域)
「SPACES SMALL」「SPACES LARGE」を選択すると、以下の6項目が下のフェーダーに選出されます。
- Wet Level(リバーブ成分の調整)
- Early Level(初期反射音の大きさ)
- Time(残響時間)
- Early Color(初期反射音のタイプの調整)
- Diffusion(広がりを調整)
- High Cut(高域カット)
「SOURCE」を選択すると、以下の6項目が下のフェーダーに選出されます。
- Wet Level(リバーブ成分の調整)
- Dry Level(原音の調整)
- Early Level(初期反射音の大きさ)
- Time(残響時間)
- Src1 Radial(反射音の方向)
- Src2 Radial(反射音の方向)
「SPACES SMALL」「SPACES LARGE」「SOURCE」では細かいところまで調整可能なので作り込みがいがあります。
設定しながらとても勉強になります!
追求すれば迫力のあるアンビエンスの音作りもできて、ドラムにもとても良い効果が得られます。
プリセットがどれもとても良いのでイメージに近いプリセットを選んだら、あとはサクサクっと下のフェーダーを使って微調整。
そんな感じで作業効率の良い進め方ができます。
ココが好き!
CPU負荷がとても軽い!
残響音が綺麗!
プリセットからの作業で効率アップ!
気になった点…
フェーダーが軽すぎて、マウスでの微調整が少し難しい…。
こんな方にオススメ!
- 作業効率を優先しながらも、高品質のリバーブが欲しい人
- 歌に合う綺麗なリバーブが欲しい人
- LEXICON 480Lタイプのリバーブが好きな人
ま と め
まとめとしては「軽くて高品質で欠点がありません!」といったところでしょうか?
BREVERB2はプロの人もたくさん使っています。
雑誌などでお気に入りのリバーブという項目では、良くBREVERB2を取り上げられています。
軽くて良いリバーブというところではValhalla DSPの『Valhalla VintageVerb』も良いです。
今回は、「BREVERB2」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム