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DTM音楽用語辞典048「調(key)」とは?

調号の見方

こんにちは。マサツムです。

作曲家を目指している人は、調というものを理解しないといけません。

長い歴史、広い世界の中で共通する音楽のフォーマットです。

今回は「調」を誰にでも分かりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。

調」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!

調とは?

調(key)とは、その楽曲の曲調と中心になるののことをいいます。

楽曲の中には調(key)というものが存在します。
その調を元にコードメロディを乗せて組み立てていきになっていきます。

この調を中心に作られる音楽調性音楽といいます。

基本的曲調メジャー(明るい)かマイナー(暗い)の2種類になり、中心になるの(主音、トニック)はひとつになります。

音楽の三大要素「メロディ」「ハーモニー」「リズムのうち、「メロディ」「ハーモニー」フォーマット調(key)になります。

曲の中でこのフォーマットに「合わせる」か「崩す」かというところで個性が作られていきます。

調合の意味

調は「調号という表し方があります。

調号とは楽譜ト音記号の右にある「♯」「♭」の数です。

調調号の表を作りました。
メジャースケールマイナースケールを色で分けて作っています。
調スケール鍵盤メジャースケール主音(トニック)赤印マイナースケールはの主音(トニック)青印でつけています。
ひとつの調号長調(メジャースケール)短調(マイナースケール)2種類の意味を持ちます。

ハ長調/イ短調

ト長調/ホ短調

ニ長調/ロ短調

イ長調/嬰へ短調

ホ長調/嬰ハ短調

ロ長調/嬰ト短調

嬰へ長調/嬰ニ短調

嬰ハ長調/嬰イ短調

へ長調/ニ短調

変ロ長調/ト短調

変ホ長調/ハ短調

変イ長調/へ短調

変ニ長調/変ロ短調

変ト長調/変ホ短調

変ハ長調/変イ短調


そして、この調号が一緒で長調(メジャースケール)短調(マイナースケール)の関係性を平行調といい、作曲においてとても重要なワードになります。

転調とは

調性音楽はどの曲にも一曲を通して調(key)が決まっています。(例外を除いて)

一曲の中で調(key)が変わらないのものが多いですが、曲中で調が変わるという場合もあります。

これを転調といいます。

場面転換で「ハッ」とさせるのにはとても効果的で、とてもよく使われる技法です。

カラオケでキーを変えるのは曲の音程ごと上げ下げをするので、転調ではなく移調といいます。
ま と め
調を映画で例えるなら、撮影する「国=調」といった感じでしょうか?
撮影する内容は、その国にあった言葉や文化を元に作られていきます。
音楽もその調にあったスケールやコードを元に作られていきます。
調は作曲の基本中の基本です。
不思議ですが世の中に無数の楽曲がありながら、調は基本的に今回作った表の「15×2」の中で作られます。
このフォーマットがあるからこそ、世界中の人が共感しながら音楽を楽しめるのだと思います。
現代の音楽が必ずある世の中では、誰でも感覚が染みついているフォーマットですが、調と楽譜の関係など改めて確認して、作曲にお役に立てればと思います。

今回は「調」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

マサツム

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