こんにちは。マサツムです。
音楽を作るには、「曲を作る人」「音を作る人」「演奏する人」「音を録る人」など、それぞれ担当の職人さんがいます。
今回は「サウンドデザイナー」を、わかりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「サウンドデザイナー」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
サウンドデザイナーとは?
サウンドデザイナー(Sound Designer)とは、効果音、音素材を作るクリエーターのことをいいます。
主に映画やドラマ、アニメなどの映像につける効果音を作る人を指します。
昔は「音効さん」と呼ばれて、実際の音や似ている音を探し、マイクで録音して素材を作っていました。
徐々にパソコンを使って音を加工していき、シンセなどを使って効果音を作る人を「サウンドデザイナー」と呼ばれるようになってきました。
特にゲームの世界では効果音がとても重要になっていて、どんどん精度の高い技術の必要とするサウンドが求められるようになりました。
こういった効果音を作る仕事をしている人は「テクニカルサウンドデザイナー」や「サウンドクリエーター」などと呼ばれます。
個人でも、効果音やBGM、ループ素材を作って販売しているクリエーターはたくさんいます。
効果音の作り方
効果音の例をあげると、時代劇などの刀の「ぶつかる音」「切る音」、ゲームの「ジャンプする音」「走る音」などなどです。
効果音01
効果音02
効果音03
これらの効果音は素材を元にエフェクトをかけて音作りを追い込んだり、シンセでエンベロープ、LFO、ノイズ、レゾナンスなどを駆使して作ります。
イメージの音に近づけられるよう、いろんなパラメーターを調整して作る効果音は、DTMレベルアップの近道かもしれません。
楽曲をアレンジ中に「こんなシンセの音が欲しい」「こんな音の変化をつけたい」など、効果音作りでの技術はとても役に立ちます。
楽曲の中での効果音の使い方
効果音といえば映像用のものが多いですが、楽曲に入れて効果を出すこともあります。
展開のつなぎで入れる「フィルの代わり」や「サビ前の盛り上がり」や「ブリッジの雰囲気作り」など、使い方は自由です。
ジャンルによっては派手になり、凝った作りを感じさせるのでとても効果的です。
これもDTMを有効的に使ったアレンジだと思います。
効果音の素材を、どんな音か把握しているとアレンジ面で役立つことがあるので、たくさん持っておくととても便利です。
ま と め
DTMを使って曲を作るだけではなく、こういった効果音を作るお仕事もあります。
音楽だけでなく、どんなジャンルでも「物を作る」ということは素晴らしい仕事だと思います!
今回は「サウンドデザイナー」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム