こんにちは。マサツムです。
今回はチューブ・ミキサー、SoundToysの『Radiator』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
まずはひとこと。
太く暖かく気持ちいい音に!
特 徴
- 60年代に活躍した名機「Altec 1567A」のモデリング・プラグイン。
- 真空管特有の暖かみのある雰囲気が作れる。
使ってみた感想
今回紹介するのは、SoundToysの『Radiator』というプラグインです。
人気のSoundtoysのバンドル「Soundtoys 5」に収録されているプラグインです。
60年代の音楽を作ってきたビンテージの名機「Altec 1567A」というチューブ・ミキサーのモデリング。
実機よりもツマミをシンプルにしてよりわかりやすく操作ができます。
ミキサーというよりプリアンプとして使用する感じです。
すごく暖かな質感を得ることができ、特に中低域にパンチを加えることができます。
ベース、ギター、ピアノなどにより効果的で、存在感が一気に出ます!
特にオールディーズのピアノの楽曲をイメージするときは、完全にハマります。
歌に使用する人も多く、確実に存在感を作ってくれます。
このように、簡単で分かりやすく効果を得られるプラグインで、バンドサウンドには本当に良い仕事をしてくれます。
使い方
❶と❷で「BASS」と「TREBLE」を調整します。
「TREBLE」は結構高域の倍音を強調するような調整ですが、「BASS」は中低域がかなり変化します。
ここでやりすぎないような調整で音質を作ります。
❸ノイズを加えることができます。「NOISY」でビンテージ機器特有の「サー」というノイズが加わります。
❹マイク録音かライン録音か、適した方に切り替えられます。
❺と❻で入力音量、出力音量を決めてサチュレーション効果を加えることができます。
「BASS」を効かせて歪ませるとパンチのある歪み方をしてくれます。
ギターでは「TREBLE」と組み合わせると、高音の歪みが増していくような歪み方をします。
❼原音との割合を決めることができます。
プリセットも用意されていますが、極端なものが多く、手動で調整する方が音作りをするにはやりやすいと思います。
シンプルでいろんな効果をつけられるというプラグインではないですが、音の質感を作るという仕事は確実にできるプラグインです。
ココが好き!
シンプルで誰にでもわかりやすい!
シンプルながらも確実に効果を実感できる!
気になった点…
特にありません…。
こんな方にオススメ!
- 作品がバンドサウンドを中心としている人
- ビンテージサウンドの好きな人
- 実機モデリングが好きな人
ま と め
まとめとしては「ビンテージバンドサウンドを作りたいのなら使って欲しいプラグイン」といったところでしょうか?
僕もバンドサウンドを作るときはよく使っています。
すごく効果をつけることができ、プリアンプとして、とても優秀だと思います。
Soundtoysのバンドル「Soundtoys 5」は、とても面白いプラグインが集まっているコレクションです。
今回はその中に収録されている、「Radiator」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム