こんにちは。マサツムです。
今回は作曲の進まない人に、ひとつの手法としてきっかけを作る僕の方法を記事にします。
作詞や作曲をしている人は、よく「スイッチが入(はい)れば一気に作れる」と言いますが、スイッチというのはボタンがあるわけではなく、1mmの行動力だと思います!
きっかけを作れば、そのきっかけがフレーズを呼び、そのフレーズがさらにフレーズを呼ぶ、という連鎖で作曲が進んでいくと思います。
今回の記事は僕のひとつの手法として、参考にしていただけたらと思います。
「ひとりコンサート」
0を1にする方法はいくつかあります。
その中で僕が一番やっている方法は、「楽器を弾きながら適当に歌うところを録音する」という方法です。
完全ひとりの状態を作るというのが条件で、レンタルスタジオを個人練習で借りて、録りっぱなしの2時間無観客コンサートです。
この方法の一番のコツは恥を捨てるということです!
「楽器を弾く」「歌を歌う」そんな気分ではない時もたまにあります。
そんな時はギターや鍵盤の素材集などを使って、切って貼ってのパズルのようにしてリフを作るという方法もあります。
いいリフができれば、そこからリズムができます。
いいリフができれば、そこからコード感が生まれます。
リズム、コード感ができれば、そこから構成ができてきます。
いいリフができれば、かなりの「スイッチ」が入ります。
「鼻歌ストック」
これはたくさんの人が実用している方法だと思いますが、普段から思いついたメロディやフレーズをすぐに記録しておくという方法です。
昔と違って今では常に携帯を持ち歩いているので、僕はフレーズが思い浮かんだら電話をするフリをして、すみっこに行って鼻歌を録音しています。
録り貯めてもなかなかそれを形にする時間、整理する時間を作るのがむずかしいですが、行き詰まった時などに聴くと作曲意欲に「スイッチ」が入ります。
「睡眠作曲」
「ひとりコンサート」「パズルからリフ」「鼻歌ストック」これらを眠りながら聴くのをおすすめします。
不思議ですが、寝ぼけているとフレーズが進化して勝手に頭の中で作曲している時があります。
朝起きる時、寝ながら聴いていたフレーズがアレンジされて、ハッと目が覚めるめる時があります。
そしてそのフレーズが実際に頭の中に残っていれば、それは覚えやすいフレーズになる確率が高いです。
実際、僕は朝寝ぼけて作ったメロディがメジャーアーティストのアルバム曲になったことがあります。
「寝ぼけた時にたくさん曲が生まれます」とおっしゃっていたのが共感できて嬉しかったです。
ま と め
0から1を作ることは、1から10まで作るより難しいです。
「これも違う、これも違う」のくり返しで、時間ばかり使ってしまいます。
0の状態の時は「急がば回れ」「質より量」とにかくたくさんアイデアを出して、そのきっかけが10の完成へと導(みちび)いてくれると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム
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