こんにちは。マサツムです。
今回はリミッター、SoundToysの『Devil-Loc』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
まずはひとこと。
最短で独特な歪み・アンビエント感!
特 徴
- 60年代のマイクリミッター「SHURE Level-Loc」のモデリング・プラグイン「Devil-Loc Deluxe」の簡易版。
- 2つのパラメーターでリミッティングによる、音楽的とは違う視点の独特な効果。
使ってみた感想
今回紹介するのは、SoundToysの『Devil-Loc』というプラグインです。
人気のSoundtoysのバンドル「Soundtoys 5」に収録されているプラグインです。
同メーカーの「Devil-Loc Deluxe」の簡易版です。
「Devil-Loc Deluxe」も相当シンプルですが、さらにパラメーターを最小限の2つにしたプラグインです。
「Crush」(入力)と「Crunch」(出力)のツマミのみで、通すだけでかなりのリミッターがかかってしまいます。
少しツマミを回すだけで、すごい効果が加わります。
それぞれのパラメーターの効果は以下になります。
- 「Crush」入力信号の量を決め、リミッティングのかかる量を調整します。
サチュレーションもかかり、独特なアンビエント感が強くなります。 - 「Crunch」出力による歪み具合を調整します。
強めると過激なかかり方をします。
良い使い方
Devil-Locは原音との割合を調整するMIXというパラメーターが付いていないので、別トラックからのセンドリターンでエフェクト効果をかける方が便利です。
センドトラックにEQをかければ、音の質感も「ローパスフィルター」「ハイパスフィルター」も調整できます。
これだけの方法で、かなりイメージに近づけられると思います。
入力音量の設定だけやりすぎないようにしないと、音量によってリリースがかなり長めになるので注意が必要です。
少しの変化でかなり変わってくるので、この辺りも実際に聴きながら調整すると良いです。
ココが好き!
たった2つのツマミでドラムに迫力を!
気になった点…
MIXだけは欲しかったかも…。
こんな方にオススメ!
- ドラムのアンビエント感を簡単に作りたい人
- 時短アイテムが好きな人
ま と め
まとめとしては「超シンプル操作で面白い空間雰囲気を作れるリミッタープラグイン」といったところでしょうか?
上位版の『Devil-Loc Deluxe』と同様に、ドラムにかけるのがオススメです。
直接のインサートよりもセンドリターンでの処理の方が扱いやすく、結局ひと手間かかってしまうかもしれませんが、設定さえすればあとは調整だけで本当にカッコ良い迫力のある音になります!
Soundtoysのバンドル「Soundtoys 5」は、とても面白いプラグインが集まっているコレクションです。
今回はその中に収録されている、「Devil-Loc」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム