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waves『CLA Unplugged』むずかしいアコースティックサウンドの調整を簡単に設定できる! 使ってみた・使い方レビュー

CLA Unplugged 使い方レビュー

こんにちは。マサツムです。

今回は生楽器系調整プラグインwavesの『CLA Unpluggedの使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!

『CLA Unplugged』まずはひとこと。

生楽器系の空間を絶妙にコントロールできる!

『CLA Unplugged』の 特徴

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使ってみた感想

今回紹介するのは、waves生楽器系調整プラグインCLA Unpluggedというプラグインです。

wavesではおなじみのクリス・ロード・アルジさん監修のプラグインです。

エアロ・スミス、U2、フー・ファイターズ、ミューズなどを手がけるエンジニアで、CLAシリーズハードロックに合うようなパンチのあるバキバキした重厚なサウンドに近づけることができます。
ポップスにもこういったサウンドはかなりいい仕事をします。

その中でも今回のCLA Unplugged』は「Unplugged(アンプラグド」という名前の通り、生楽器系アコースティック・サウンドの調整に特化したという、ハードロックの中でもポイントとなる音作りのできるプラグインです。

何と言っても「空間を作る」にこだわっています。

質感を作るリバーブ」と「広がりを作るリバーブ」が用意されていて、どちらも要となるPREDELAY(初期反射)の設定ができます。

質の違うリバーブを重ねると、とてもナチュラルな空間を作ることができます。
リバーブ専用のプラグインを重ねて作るのは、バランスがむずしいですが、こちらではシンプルな操作で自然な効果を得ることができます。

そしてディレイも用意されているので空間を作り出すエフェクトは揃っています。

さすがに細かいところまで調整できないので、作業中もどかしいいところもありますが、とても扱いやすくてすぐに効果を発揮できる設定がされているので、簡単に調整できるところはうれしいです。

そして、音質もCLAらしくしっかりした音作りもできるので、アコースティック・ギターピアノストリングスパーカッションなど、楽曲の中で存在感も作ることができます。

上手く使いこなせれば、かなり使えるプラグインです。
もちろん、生楽器以外に使っても良い効果を得ることができます。

CLA Unpluggedの使い方

基本的にシンプルな6つのフェーダーで、調整していきます。

BASS」・・・「SUB」「LOWER」「UPPER」から存在感を狙って低域を調整できます。

TREBLE」・・・「BITE」「TOP」「ROOF」からアタック感、空気感を調整できます。

COMPRESS」・・・「PUSH」で音を押し上げるようなコンプ、「SPANK」でアタックの強いコンプ、「WALL」でブリックウォール・リミッターのようなコンプの調整ができます。

REVERB 1」・・・「ROOM」「HALL」「CHAMBER」からタイプを選択し、音の広がりを調整します。

REVERB 2」・・・「TIGHT」「LARGE」「CANYON」からタイプを選択をリバーブの個性と広がりを調整します。

DELAY」・・・「SLAP」「EIGHT」「QUARTER」からディレイのタイプを選択できます。

そして、左上のREVERB 1 PREDELAYREVERB 2 PREDELAYでリバーブそれぞれのPREDELAY(初期反射)の設定ができます。
この辺の設定で空間をコントロールしていきます。

左下のメーターの下にパンニングも付いています。
パンニングの微調整にはとても良い設定になっています。

右下にある「DIRECT」が面白いボタンで、ここを入れるとこのプラグインで加えられたリバーブとディレイ成分だけの状態になります。
最終的には全体を混ぜて音作りをしますが、この機能でどんな形でエフェクト効果が加わっているか把握しながら調整できます。

リバーブを2つかけることによってどのような効果が得られるか、さらにディレイを加えるとどんな立体感ができるのか、とても勉強になります。

ココが好き!

生楽器をしっかり、そしてナチュラルに仕上げられる!

操作が簡単!

「DIRECT」が面白い!

気になった点…

重要なエフェクトがまとまっていますが、やはり細かい設定もしたくなる…。

こんな方にオススメ!

『CLA Unplugged』の まとめ

まとめとしては

「生楽器をイキイキさせてくれるプラグイン」

といったところでしょうか?

個人的に音が少なめの楽曲にちょっとしたパーカッションを入れる時、ちょうど良い存在感を作れてとても便利です。

今回は、「CLA Unplugged」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

マサツム

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