こんにちは。マサツムです。
今回はピアノ音源 XLN AUDIOの『Addictive Keys』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
まずはひとこと。
初心者にも優しい、使いやすさ抜群!
特 徴
- 実機モデリング 4タイプのピアノソフト音源
- 本格的なマイキングなど、エディットが充実
- CPUの負荷が軽く使いやすい
使ってみた感想
ピアノ音源は各メーカーからたくさん出ていて、「ピアノ音源がほしい!」となってもどれが良いのかわからない人がたくさんいると思います。
ピアノは楽曲によって綺麗に響かせたい音、バッキングでほしい音など変わってきます。
今回紹介する『Addictive Keys』はバッキングに使うなら、自信を持っておすすめできます!
人気のプラグインメーカー「XLN AUDIO」のピアノ音源ということで、気になっている人は多いと思います。
『Addictive Keys』は4つのタイプのピアノが入ったバンドルになっています。
すべておすすめですが、ぜんぶは必要ないという方に
「Duo Bundle」(4つ中好みのものを2つ選択)
「Trio Bundle」(4つ中好みのものを3つ選択)
という優しい割引購入もできます。
しかしもともとそんなに高額ではないので、4つまとめての方が僕はおすすめします。
Studio Grand
「Steinway Model D」のモデリングで、見た目通りグランドピアノの音源です。
楽曲の中に入ってもグランドピアノの存在感があり、馴染(なじ)みやすくて、とても使用頻度が高いです。
Modern Upright
「YAMAHA U3」のモデリングで、楽曲でピアノのバッキングが欲しいときはとても重宝しています。
弦の音が楽曲に埋もれることなく、とても使い勝手が良いです。
Mark One
「Fender Rhodes Mk. 1」のモデリングで、こちらもローズ系の楽曲を作るときにとても使用頻度が高いです。
コードをひとつ弾いただけで、僕の大好きな「ユーミン」の楽曲を連想させてしまう存在感で、遊びで弾くだけでも楽しめます。
Electric Grand
「YAMAHA CP-80」のモデリングで、エレピ寄りのピアノです。
ディスコサウンドやファンクなど、ジャンルによって使える音色です。
共通したエディット
全タイプ統一して操作性はさすが「XLN AUDIO」といったところで、わかりやすいエディットで細かいところまで音作りができます。
『Addictive Drums 2』を使用している人ならすぐに把握(はあく)できます。
マイク設定
マイクの位置でアンビエンス感や手元の生々しさなど表現が付けれるので、シミュレーション感覚で音作りができて楽しいです!
マイクも実機モデリングのものなど、こだわりが感じられます。
- TUBE M269
- TUBE M250
- TUBE T25
- RIBBON 4038
- RIBBON 6203
空間系FX
空間系のエフェクトも付いているのでこのソフト内で音作りが完結できます。
しかし僕は、マイクの位置で大体のイメージを作ってから、ほかのプラグインをインサートしてリバーブやディレイをかけています。
ココが好き!
激しい楽曲の中でも、ちゃんとピアノ感を残してくれる!
アップライトピアノがとてもいい!
エディットがわかりやすく、音作りがスムーズで作業効率アップ!
CPU負荷も軽い!
気になった点…
グランドピアノの生っぽさはもう少しかも…。
こんな方にオススメ!
- 楽曲の中にピアノをよく使用する人
- ピアノ、エレピなどの音源を持っておきたい人
ま と め
まとめとしては「ラフ作りから本データまで使えるピアノ音源!」といったところでしょうか?
XLN AUDIOは『Addictive Drums 2』が有名ですが、こちらのドラム音源も『Addictive Keys』も単体の音としては、生っぽさでいうと他のメーカーの方が軍配があるかもしれません。
しかし、結局調整して楽曲に混ぜると、埋もれてしまったり、安っぽくなってしまったり感じるときがあります。
その点『Addictive Keys』のピアノは、たくさんの音に紛(まぎ)れてもちゃんとピアノ感を残したまま楽曲に馴染(なじ)んでくれると僕は思います。
CPU負荷も軽いので、結局僕はラフ作りからそのまま本データまで『Addictive Keys』のピアノを使っています。
4種類すべて使いやすくて良いですが、特にローズとアップライトピアノはお気に入りです。
持っていて損はないと思います。
ピアノソロやクラシックなど、生々しいピアノの音が欲しい場合は、Synthogy「Ivory II」、Spectrasonics「Keyscape」などがおすすめです。
今回は、「Addictive Keys」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム