こんにちは。マサツムです。
フレットラップと聞いてもあまりわからない人が多い言葉だと思いますが、DTMでは、実は結構お役立ちのアイテムなんです。
今まで僕がレコーディングで体験してきた「フレットラップ」の必要性を、誰にでも分かりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「フレットラップ」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
フレットラップとは?
フレットラップ(Fretwrap)とは、ベース、ギターのいらない弦のノイズを抑えるアクセサリーのことをいいます。
フレットをラップするという意味のアクセサリーで、弦を包み込んで余計な音を出さない役目をしてくれます。
ジャンル、または音のキャラクターによってはベース、ギターのノイズの良さを無くしてしまう場合があるので、いつも使うわけではありません。
ひと昔前のレコーディングではヘッドやネックにタオルを巻いてレコーディングしていました。
比較的最近登場したフレットラップですが、DTMでは非常にありがたいアイテムです。
フレットラップの効果
ベース、ギターどちらにも効果は同じで、ナットの上ヘッド寄りに(1フレットを弾きにくくない程度に)フレットラップを軽く巻くと、共振によって出る開放弦の倍音や弦から指が離れる時に出る倍音を抑えてくれて、音がタイトになります。
歪んだギターにはかなり違いが出てきます。
ギラついた歪みを取りたい時は軽く巻くだけでスッキリします。
もちろん、ジャンルによってはこの倍音が良さを引き出してくれる場合があるのですが、DTMで音を重ねていく楽曲ではかなり違いが出てきます。
弾き方によって鳴りすぎる開放弦の音が少し抑えられます。
ベースにも効果的
ベースは音がタイトになり、すごく音作りがやりやすくなります。
やりすぎ注意ですが、軽くタイトにするのがレコーディングでは扱いやすいです。
タイトになりすぎてベースは曲全体を支える存在感が無くなってはいけないので、ベースラインの聴こえ方とバランスよく設定するのがポイントです。
ギターソロ関係は必須
ギターのハイポジションで弾くカッティングやソロなどは、指板の上でフレットラップを巻くと効果絶大です。
粒が揃ってクリアに聴こえます。
ソロが少しうまくなった気がしてきます。
ライトハンドやタッピングを活用する人はさらに効果絶大です。
ドロップチューニングも悩みを解消
ドロップチューニングの楽曲を演奏する時のあの共振してしまう音もミュートしてくれるので、とても効果的です。
ライブにも使用?
ライブでも使用する人もいるかもしれませんが、僕のイメージではPAさんにはあまり好まれないかもしれません。
レコーディングでの活用をオススメします!
どの楽器にも対応できますが、いちおうベース用、ギター用があるので購入時にはご注意ください。
ま と め
レコーディングスタジオでギター録音する時を思い出して、宅録DTMでギター録音する時はタオルを巻いて録音していました。
ある日フレットラップの存在を知り、即購入しました。
いろんなフレットラップを試してみましたが「Gruv Gear」のフレットラップが断然使い勝手がよかったです!
今回は「フレットラップ」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム