こんにちは。マサツムです。
「ノイズ」とひとことで言っても、たくさんの種類のノイズがあります。
普通はアンプやスピーカーから出てしまう電源ノイズなど、あまり良いものではないという認識(にんしき)の人は多いと思います。
ノイズの効果的な使い方が分かるように、誰にでも分かりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「ノイズ」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
ノイズとは?
ノイズ (noise) とは、基本的に「騒音」や「雑音」のことをいいます。
低音で「ブーン」となるハムノイズや、ギターを録音する時に発生するタッチノイズや、歌を録音する時に発生するリップノイズなどがこの「雑音」に当たると思います。
しかし、シンセサイザーの中では音程のないオシレーターとして、音作りに味付けをすることができます。
ノイズはシンセの音に混ぜることによって大きく幅が広がります。
EDMなどのジャンルでは、音作りでとても重要に関わってきます。
いろんな種類がありますが、特に「ホワイトノイズ」はよく使われるノイズです。
いろんなタイプのノイズ
ホワイトノイズはすべての周波数に同じ強さで鳴っているノイズです。
「すべての光を集めると白い色になる」ということから、ホワイトノイズと言われています。
音はテレビの砂嵐のような音で「シャー」という音です。
音を実際に聴いてみてください。
比較でピンクノイズも載せています。
ホワイトノイズ
ピンクノイズ
それ以外のノイズ(カラードノイズ)
ホワイトノイズ以外のものをカラードノイズといって「ピンクノイズ」「ブラウニアンノイズ」「ブルーノイズ」「パープルノイズ」「グレイノイズ」などがあり、それぞれ周波数のスペクトルが異なります。
シンセの音と混ぜる
シンセにはノイズのオシレーターがだいたい付いています。
音作りしたシンセ音にノイズを加えることによって、厚みができてとても効果的です。
ノイズなしのシンセ音
ノイズありのシンセ音
よくあるノイズの効果音
ノイズだけで「Cutoff(カットオフ)」「Resonance(レゾナンス)」を動かすことで、よく聴くノイズの効果音が作れます。
ま と め
昔から音楽とノイズは共存し続けています。
デジタル音楽が普及して、ノイズというものが除去するものから加えるものという進化しているのはとても面白いと思います。
ちなみにホワイトノイズは聴くとリラックス効果があるみたいです。
今回は「ノイズ」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム