こんにちは。マサツムです。
今回はループ音源プラグインの Spectrasonics『Stylus RMX』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
まずはひとこと。
手軽に凝ったフィルが作れる!
「Stylus RMX」の特徴
- ヒップホップとエレクトロニック・ミュージックなどに最適なループがたくさん収録
- 細かいニュアンスまで調整可能なエディット
- 単発音素材もたくさん収録
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『Stylus RMX』使ってみた感想
「Stylus RMX」は長く愛用している人も多く、僕もその一人です。
場面展開でフィルを何かサンプラーで入れようと思う時は「Stylus RMX」を使っています。
とにかくループパターンが豊富で、さらに各パターンの中にビートやフィルがいくつか入っています。
ジャンルに問わず、アコースティックなもの、電子的なもの、遊び系のリズムなどたくさんあります。
音質は少し古い感じは否めませんが、すでに音は出来上がった感じなので、音作りをすれば問題ありません。
頼りになる味方です。
エフェクトを何もかけていないそのままのループ・サンプルをご視聴してみてください!
076-Swat Swing 1
086-Perceptions Combo a
120-Notre Dame Beat Mix
Stylus RMX の打ち込み方
リズムの編集をする場合は、ソフト内の「MIDIFILE」をDAWにドラッグすれば、MIDIエディタでリズムを作れます。
MIDIデータは少しわかりにくい状態なので、最初は戸惑ってしまうかもしれません。
時間軸が右に進むにつれて使用する音が半音ずつ上がっていきます。
これは各パターンによってMIDIマップ(音の音階への振り分け)が変わってきます。
なので、リズムパターンをエディットする場合はどこに何の音が入っているか把握して入れたいタイミングにMIDIを打ち込むしかありません。
リズムを細かく変えるには少し根気がいりますが、ひとつずつ丁寧に動かせばイメージのループが作れます。
僕はある程度、理想の音色、パターンができたらオーディオファイルに変換してから楽曲に混ぜています。
Stylus RMX の音作り
音作りはそれぞれエディット画面を切り替えて調整していきます。
- 「CHAOS」・・・ピッチ(音程)やリバース(逆回転)リズムのパターンなどをつまみで変れて、いじっているといつの間にかカッコイイフレーズが出来てたりします。
- 「TIME」・・・パターンの倍テン(倍のテンポ)出来たり、スウィングさせたりというようにリズムを変えられます。
- 「MIXER」・・・パターンを組み合わせて、オリジナルの組み合わせのパターンが出来ます。
ココが好き!
無計画でもいじれば面白いものができる!
あえて少し古い感じのループもいい感じにできる!
気になった点…
MIDIエディットが把握(はあく)しづらい…。
CPU負荷が少し重い…。
こんな方にオススメ!
- リズム作りにマンネリ化してきている人
- 音、ループ素材がたくさんほしい人
- 音素材をすぐに探せるようにしたい人
ま と め
僕の使用方法でまとめると、
ということです。
困ってなくても使用頻度は高いです!
使い始めは慣れるまで、「パターンがどこかにいった」「勝手に音が変わってる」「なんでこの音が出ないんだろう」のようなトラブルが多かったです。
把握(はあく)できるようになれば、とても頼りになるアイテムに間違いありません!
最近はたくさんループものが出てきていますが、少し前だと曲を聴いて「あっ!ここは Stylus 使ってる!」と分かるくらい世の中でたくさん使われていました。
リズムの効果音的に使うときは、他に「BATTRY 4」か「XO」を使いますが、雰囲気作りのループなどは「Stylus」で作っています。
これからも使用し続けていくプラグインだと思います。
まだまだ紹介できていない機能はもちろんたくさんありますが、「Stylus RMX」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム
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