こんにちは。マサツムです。
作曲法シリーズでは基礎知識編ということで主(おも)に、コードについて書いてきました。
今回からは作曲のルール編ということで、曲の仕組みについて記事にしていこうと思います!
今回のテーマは「映画に習え!」です。
説明はわかりやすく、基本的にKeyは「C」ということで進めていこうと思います。
曲=映画
よく作曲は料理に似ているとか、曲の仕組みがポスターのデザインに似ているとかいろいろ言われますが、僕も本当にそう思います。
料理(楽曲)は素材(楽器)を活かすため切り方(音作り)、炒め方(演奏)を丁寧におこない、メイン(ボーカル)になる素材の美味しさ(魅力)を際立たせて調味料(ミックス)を加えて、出来上がった料理(楽曲)をお客さん(リスナー)が食べて(聴いて)喜ぶ。
ポスター(楽曲)は一番伝えたい言葉(サビ)を目立つようにして、フォント(音色)を選んでおしゃれに飾り、文字が被って読みづらくならないよう(定位とミックス)にして一枚の紙(一曲の中で)で見た人(リスナー)の心を動かす(心を動かす)。
このように各作業工程は作曲の作業工程に当てはまると思います。
その中でも僕は映画と曲の仕組みを比べると細かいところまですごく似ているなぁと、長い作曲人生でずっと思っていました。
もちろん特殊な映画もありますが、その場合も特殊な楽曲に似ているという考え方ができます。
登場人物
① 映画に登場して物語(ストーリー)を進めていくのは人間です。
人間には男性と女性の2種類の人種に分けられます。
映画には主人公がいます。
主人公を中心に映画が進んでいきます。
主人公を中心に場面が展開していきます。
その主人公に重要に関わってくる大親友Aや親友Bも登場してきます。
そして、それぞれの恋人も登場する場合があります。
①の文章を楽曲制作に置き換える
楽曲に登場してメロディ(旋律)を進めていくのはコード(和音)です。
コードにはM(メジャー)とm(マイナー)の2種類のコードに分けられます。
楽曲にはKey(調)があります。
Keyを中心に楽曲が進んでいきます。
Keyを中心に場面が展開していきます。
そのKeyに重要に関わってくるドミナント(属和音)やサブドミナント(下属和音)も登場してきます。
そして、それぞれのリレイティブキー(平行調)も登場する場合があります。
ここで登場した人物をKeyは「C」で当てはめると
- 主人公 =「C」 主人公の恋人 =「Am」
- 大親友A =「G」 大親友Aの恋人 =「Em」
- 親友B =「F」 親友Bの恋人 =「Dm」
上記のコードでかなりの曲が構成できます。
ま と め
アート(クリエイト)とは、仕組み、作業工程などが、アート同士で似ていると思います。
「作業工程それぞれの役割はなんなのか」と思った時に、他のアートから学ぶことがよくあります。
みなさんもそれぞれ得意分野で比較してみれば、新しい発見が見つかるはずです!
次回も「映画に習え!」の続きを書いていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム
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