こんにちは。マサツムです。
今回はリミッター、SoundToysの『Devil-Loc Deluxe』の使ってみた感想を、わかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
まずはひとこと。
独特な歪み・アンビエント感!
特 徴
- 60年代のマイクリミッター「SHURE Level-Loc」のモデリング・プラグイン。
- リミッティングによる、音楽的とは違う視点の独特な効果。
使ってみた感想
今回紹介するのは、SoundToysの『Devil-Loc Deluxe』というプラグインです。
人気のSoundtoysのバンドル「Soundtoys 5」に収録されているプラグインです。
Devil-Loc Deluxeは実機「SHURE Level-Loc」のモデリング・プラグインです。
SHURE Level-Locは、マイク「58」「57」で有名な「SHURE」が60年代に使用されたPA用マイクの音量を統一するために作られたリミッターで、楽器に使用してみると面白い効果が得られるということで、音楽制作にも使用されるようになりました。
そのリミッターを、使いやすくパラメーターを付け加えてプラグイン化されたのが、今回のDevil-Loc Deluxeです。
こちらはリミッターといっても、通常のリミッターのような使い方はしません。
通すだけですでにリミッターがかかった状態になります。
シンプルなパラメーターでコンプ感、アンビエント感を作ることができます。
ドラムにはとても面白い、効果的な結果が得られます。
使い方
FETタイプの構造で、リミッティングのかけ方も1176のように入力信号を突っ込んだ量で変わります。
「Crush」入力信号の量を決め、リミッティングのかかる量を調整します。
サチュレーションもかかり、独特なアンビエント感が強くなります。
「Crunch」出力による歪み具合を調整します。
強めると過激なかかり方をします。
「Release」リリース・タイムは「Slow」「Fast」の選択ができます。
入力信号によってかかり方が変わってきます。
「Darkness」出力信号にローパス・フィルターの設定ができます。
上げていくと明るさが消えていき、ローファイサウンドのような音色になります。
「MIX」原音とのミックスバランスを調整します。
通すだけでリミッターがかかった状態になるし、エフェクトの効果も過激にかかるので、このプラグインの「MIX」のツマミは音作りで重要になります。
ココが好き!
アンビエント感が面白い!
ローファイサウンドも作れる!
気になった点…
ハイパス・フィルターも調節できれば便利かも…。
こんな方にオススメ!
- ドラムのアンビエント感を作りたい人
- ローファイサウンドの好きな人
- 実機のモデリングが好きな人
ま と め
まとめとしては「面白い空間雰囲気を作れるリミッタープラグイン」といったところでしょうか?
効果が面白いプラグインですが、特にドラムにかけるのがオススメです。
パワーも雰囲気もいい感じで作れて楽しいです。
Soundtoysのバンドル「Soundtoys 5」は、とても面白いプラグインが集まっているコレクションです。
今回はその中に収録されている、「Devil-Loc Deluxe」を簡潔(かんけつ)に魅力をまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム