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DTM音楽用語辞典029「スケール」とは?

スケールの種類と違い

こんにちは。マサツムです。

スケールは何種類も存在します。
たくさん覚えるのはなかなかむずかしいですが、どんなスケールがあるのかを知っておくことが大事です。

スケールの中には作曲ヒントがたくさん含まれています。

今回は「スケール」を誰にでも分かりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。

スケール」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!

スケールとは?

スケール(scale)とは、1オクターブ間の12音階の中に配置した、並び方をいいます。
日本語でいうと音階です。

並び方によってスケールの名前が付いていて、それぞれの響きが変わってきます。

基本の基本、一番有名なスケール「ドレミファソラシド」です。

個性の違うスケールたち

スケール種類に分けて鍵盤楽譜比較してみました。
すべて「ド」から弾き始めるという基準で作っています。

メジャースケール

https://masatsumu-dtm.com/wp-content/uploads/2020/06/539658d5c2b7094cd426b7087fd501ff.mp3?_=1
基本のメジャースケール
「ド」から弾き始めると黒鍵を使わずに弾けます。

ナチュラルマイナースケール

https://masatsumu-dtm.com/wp-content/uploads/2020/06/44aa4f354401cb96394725d8c63967ae.mp3?_=2
基本のマイナースケール
「ラ」から弾き始めると黒鍵を使わずに弾けます。

ハーモニックマイナースケール

https://masatsumu-dtm.com/wp-content/uploads/2020/06/94d448377f5d2095a59aa6d864cc031f.wav?_=3
マイナースケール
すこしエキゾチックな雰囲気がします。

メロディックマイナースケール

https://masatsumu-dtm.com/wp-content/uploads/2020/06/2a6124fe337ad0da17c7580c4df136d9.mp3?_=4
マイナースケール
マイナーながらもトニックに繋がりやすく曲に合わせやすいです。

ミクソリディアンスケール

https://masatsumu-dtm.com/wp-content/uploads/2020/06/81ac4d1615e013a886eb5af8359fc5d8.mp3?_=5
メジャースケール
7度フラットして、少しロックな雰囲気です。
「ソ」から弾き始めると黒鍵を使わずに弾けます。

ドリアンスケール

https://masatsumu-dtm.com/wp-content/uploads/2020/06/8dd924781eec54bd378c66a186b0ac47.mp3?_=6
マイナースケール
3度7度フラットしていてとてもよく使われます。
「レ」
から弾き始めると黒鍵を使わずに弾けます。

メジャーペンタトニックスケール

https://masatsumu-dtm.com/wp-content/uploads/2020/06/94a0ce92b2e5d106ee3cbbdf649a2faa.mp3?_=7

メジャースケール

日本の古き良きメロディラインヨナ抜き
「ファ♯」から弾き始めると黒鍵だけで弾けます。

マイナーペンタトニックスケール

https://masatsumu-dtm.com/wp-content/uploads/2020/06/040c966de54cdccbebfbe4afbd20cbf1.mp3?_=8

マイナースケール

ロックソロでよく使われる(ニロ抜き
「レ♯」から弾き始めると黒鍵だけで弾けます。

ホールトーンスケール

https://masatsumu-dtm.com/wp-content/uploads/2020/06/11623aa293263c3297b5c5ba10062c8f.mp3?_=9

個性的なスケール

日本の馴染みのものでいうと、鉄腕アトム音階です。

ブルーノートスケール

https://masatsumu-dtm.com/wp-content/uploads/2020/06/be14e120c8c6118014f6dd7d8824c86c.mp3?_=10

個性的なスケール

3度、5度、7度を半音下げた音をブルーノートといいます。
これはメジャースケールにブルーノートを足した状態ですが、2度と6度を抜いて使うことが多いです。

こちらがそのスケールの音です。

https://masatsumu-dtm.com/wp-content/uploads/2020/06/c5c8cc9a8308748c4dd0d7897419c0f9.mp3?_=11

その他のスケール

スケールを比較しながら確認できるように、比較的に重要なスケールを記事にしましたが、このほかにもたくさんスケールは存在します。

などがあります。

ま と め

スケールをすべて覚えて使いこなすのは至難(しなん)の技です。

まずは

・メジャースケール
・マイナーペンタトニックスケール
・ブルーノートスケール

を覚えてそのあと

・メジャーペンタトニックスケール
・ナチュラルマイナースケール

・メロディックマイナースケール
・ドリアンスケール
・ミクソリディアンスケール

のような流れで覚えていくと良いと思います。

今回は「スケール」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

マサツム

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