こんにちは。マサツムです。
ライブ中にホースをくわえて演奏をしているのを、見たことがあるかもしれませんが、もちろんそれには理由があります。
歴史上、世の中には面白い機材がたくさんあります。
今回は「トーキング・モジュレーター」を、わかりやすく簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「トーキング・モジュレーター」って何?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
トーキング・モジュレーターとは?
トーキング・モジュレーター(Talking Modulator)とは、 楽器の音をホースを通して口の中に響かせ、しゃべるような音の変化をつける奏法、エフェクターのことをいいます。
エフェクター自体はトークボックスとも呼ばれることが多いです。
口の形を変えてワウのような演奏ができます。
ボコーダーと並んで70年代〜に使用されていました。
音の変化の原理がとてもアナログ的な面白い発想で、見た目にもインパクトがあります。
倍音を多く含む音色の方が音の変化が分かりやすく効果的なので、ギターでは歪んだ音、シンセではノコギリ波で使用されることが多いです。
トーキング・モジュレーターのしくみ
トーキング・モジュレーターの演奏をするには、エフェクターを使います。
エフェクターといっても特殊な構造をしています。
スピーカーが内蔵されていて、つないだホースを伝って、ホースの先から楽器音が出力されます。
その音が出るホースをマイクスタンドに固定して、口にくわえられるようにします。
そして口の中で音を鳴らして共鳴させ、口から漏れる音をマイクが拾って会場のスピーカーに出力されるという仕組みです。
口をしゃべるように動かせば、その動きに合わせて音が変化するので、楽器の演奏をしながら音の変化も自由に演奏するという感じです。
トーキング・モジュレーターを使った映像
ライブでもなかなかインパクトがあるトーキング・モジュレーターですが、やはり実際の演奏を見た方が分かりやすいので、動画を紹介します。
有名なアーティストもたくさん使っていた演奏方法です。
Stevie Wonder
Foo Fighters
Jeff Beck
ま と め
僕も一度経験したことがありますが、楽しくて夢中になって遊んでいたら、その後目眩(めまい)がして気持ち悪くなってしまいました。
もちろん個人差があるので、平気な人もいるかもしれませんが、僕はライブで使うのは諦めました。
今回は「トーキング・モジュレーター」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム