こんにちは。マサツムです。
アレンジというものを、どうやったらよいか分からない人もたくさんいると思います。
コードをアレンジしようとすると、それなりに音楽理論の知識が必要です。
しかし、リズムのアレンジは音楽理論が分からなくても感覚でできてしまいます。
そんな中でも今回はリズムアレンジで分かりやすい「倍テン」を簡潔(かんけつ)に説明しようと思います。
「倍テン」って何をするの?と聞かれた時に、今回の記事を参考にしていただければと思います!
倍テンとは?
倍テン(Double Time)とは、一定のリズムで刻んでいる拍子を倍にすることをいいます。
「倍のテンポ」を略して「倍テン」になります。
ダブルタイムとも呼ばれます。
同じビートのまま倍テンすると、BPMが倍になるのと同じになります。(♩=120 → ♩=240)
倍テンはアレンジの面で大変重宝します。
スピード感が上がり、ノリが出てきます。
コードを変化させるアレンジなど、音楽理論がわかっていないと気づかない人はたくさんいるかもしれませんが、倍テンのアレンジは誰が聴いても展開が変わったと分かります。
逆に同じ要領で、拍子を半分にしてにスローな感じにすることを、「半分のテンポ」を略して「半テン」といいます。
倍テンと半テン
倍テン
倍テンはノリとスピード感が出るので、特に「サビ」に変わって倍テンになるというパターンは多いです。
ノリが変わってとても印象付けられます。
倍テンになるドラムパターン
一気に勢いがつくのがわかっていただけると思います。
半テン
半テンはノリがスローモーションのようになるので演奏がグッと抑えられます。
「Bメロ」や「ブリッジ」など、展開を見せる時に半テンを使うことがあります。
あえて間奏を半テンというパターンもあります。
半テンになるドラムパターン
スローで聴かせるフレーズが合いそうなのがわかっていただけると思います。
ドラム以外で倍テンと半テン
倍テン・半テンはドラムが一番分かりやすく効果に出ますが、バンドでアレンジしていると、「サビからピアノのバッキングを倍テンで」とか「Bメロのギターのストロークは半テンで」というようにいろんな場面で使われます。
リズムのアレンジはとてもわかりやすく効果が出るので、「倍テン」「半テン」を頭に入れておいて、アレンジに困った時は倍テン・半テンを試してみると、曲を通してリズムにバリエーションが増えて、良いアレンジができる場合があります。
ま と め
実際に演奏するのも、曲に倍テン、半テンのアレンジが入るととても楽しいです。
倍テン、半テンは本当に役立つので、いろんなパターンを試して頭に叩き込んで、自然とアレンジに使えるようになるのが良いと思います!
今回は「倍テン」をわかりやすく簡潔(かんけつ)にまとめてみました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
マサツム