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作詞テクニック vol.02 〜イントネーションの意味〜プロが教える作詞のコツ。

作詞テクニック

こんにちは。マサツムです。

「作詞」というのは「作曲」「編曲」DTMと違って、誰にでも出来るということです。
もちろん上手い下手はありますが、形にすることは誰でもできます。
このページでは僕が長年メジャーでたくさんの作詞をしてきて感じたこと、経験したことを記事にしていこうと思います!

今回のテーマ『言葉のリズムとイントネーション

言葉はリズムです。
単語ひとつひとつにリズムがあります。
そしてイントネーションで伝わり方が変わってきます。

「ぎこちない言葉の譜割り」

メロディリズムにピッタリ合う単語を選ぶと歌に魂(たましい)が込めやすいです。
聴き手側もリズムがバラバラの単語が並ぶと、とても聴きづらいです。
それを改善するには「譜割り(ふわり)」を意識してあげるということです。

例えば「あー楽しかった」という歌詞には

タン・・タタタタン・・タン

というリズムが合うと思います。これが

タタン・・タタン・・タタン

だと、「あたーのしーかたー」になって何を言っているのかわからないし、違う言葉に聞こえてしまいます。

J-popのなかでは英語のように聞こえる言葉遊び的な歌詞もたくさんありますが、言葉メロディコントロールしながら歌詞を作ることができたら、それは素晴らしいアートだと思います。

持 論 豆 知 識

スピッツメロディが良いとよく言われますが、僕は言葉のリズムの乗せ方がすごく上手いので、メロディが引き立っているのだと思っています。
もちろん「草野マサムネ」さんの作るメロディが秀逸(しゅういつ)で、さらに良さを引き出す言葉選びが上手いということです。

「言葉のイントネーション」

単語ひとつひとつに「イントネーションがあります。
方言などで違いはあるとは思いますが、メロディに合うイントネーションにすることで
とても自然な聞こえ方になり、歌がスッと入ってきます。
これは以外と大事なことで、自然な言葉のイントネーションだと、フレーズの説得力が増します。
イントネーションが噛(か)み合ってないと、説得力も薄れるし、歌いにくくもなります。

持 論 豆 知 識

経験上、歌を歌っている人が歌詞を作ると、イントネーションが自然にできるのですが、歌っていない人が作ると、違和感(いわかん)があるということがよくありました。(もちろん歌い手さん以外で素晴らしい歌詞を書く方はたくさんいますが‥)
言葉とメロディが同時に降ってくるということがありますが、メロディだけでなく言葉と同時に降りてくるときは、「譜割り」と「イントネーション」がピッタリの状態で降りてきます。
ま と め

」というものは本来、「聴いている人に言葉、フレーズを伝えたい」これが原点なので、その言葉がメロディになり強調されて相手に伝わるということは、自然な言葉の力を「リズム」「イントネーション」で邪魔(じゃま)をしてはいけないと思います。

作詞の考え方はみなさんそれぞれだと思うので、違う意見をお持ちの方もいるとは思いますが、僕の見解(けんかい)で書いていますので、何卒ご了承ください。

他にも大切だと思うことがたくさんあるので、次回も引き続き「作詞テクニック」をお伝えしようと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

マサツム

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